こんにちは!ゆーはちです。
軽貨物業界へ参入をお考えの皆様、どのような形で働こうと思っていますか?各々の希望収入や生活スタイルによって変わってくるでしょう。
僕は"委託契約"で仕事をもらっていますので、メリット・デメリットについて紹介させていただきます。
委託契約とは
委託契約とは「委託業者と契約して仕事をもらう」仕事の形を言います。
委託業者とは「荷主とドライバーとの間に入る仲介業者」です。
主な業務内容
〇 ヤマト、佐川、郵政等での"宅配"
〇 モノタロウ、アスクル等の"企業配"
〇 スポット・チャーター
他にも色々あるとは思いますが、有名どころで言うとこんな感じです。
営業力の提供
これが委託会社最大の魅力です。自分の代わりに営業してくれます。というより案件があるからこそ委託ドライバーを探しているわけなので、契約すれば何かしら大きめの案件をもらうことができます。
自身で案件を取りに行く気が無い方、ガッツリ多くの時間を1つの案件に費やしたい方、他の事にも時間を割きたい方にはピッタリです。
1つの契約で大きな売上確保
委託会社は比較的大きめの案件を持っていることが多いです。なので、1つの案件で日程がほぼ埋まりますが引き換えに売上額は高くなります。
僕は佐川宅配時代は週6日(7:00 - 20:00)稼働で40~70万、今はアスクルで週5.5日(6:00 - 17:00)稼働で40~55万程売上を立てられます。
あなたはどれだけの売上を軽貨物ドライバーとして立てたいのか、目安は決まっていますか??委託仕事は売上額がある程度予測できます。
トラブル時のフォロー体制が整う
軽貨物ドライバーの仕事にトラブルはつきものです。
・交通事故
・車トラブル
・配送クレーム(誤配、破損、マナー)
・出勤できない
トラブル対応の仕方は業者により異なりますが、事故や車トラブルの場合、最悪代車は来るでしょう。
クレームを受けた場合は荷主と連絡を取り合ってくれるところが多いですし、体調不良や家族事情等、急遽休みを取りたくなった場合も対応してもらえます。
売上からお金を引かれる
タイトル通りです。売上からお金を引かれます。
有名な引かれる名目としては"ロイヤリティ"、"事務手数料"ですね。他には契約解除する際の"違約金"とか。委託会社も会社経営があり、利益が必要なので仕方ないとは思いますが、会社により引かれる額に大きく違いがあるようです。
デメリットへの対策
僕はこれまで2社と委託契約を結びましたが、実際にだいぶ違いがありました。
佐川時代の委託会社:例) 売上50万 → 振込37万
アスクルの委託会社:例) 売上50万 → 振込49万
同じ売上額でも手取りで12万も違うのです。今の委託会社に関しては1万しか引かないのでは会社が成り立たないと思うので売上時点で既に引かれているのでしょう。
過去のブログでも書いていますが、委託業者を選ぶ上で重要なのは自分に入る「手取り額」だと僕は思っています。(過去ブログ「【軽貨物】委託業者を決める際に重要視すべきこと。)
切られるとガラッと予定が空く
委託業務は月のほとんどを埋める仕事です。佐川時代は日曜休み、今のアスクルでは土(隔週)、日、祝日が休みで、他の日は全て稼働です。
今月のカレンダーでアスクルの稼働日を表してみました。赤い日のみ休日です。今月は祝日が無いので24.5日稼働ですね。佐川だったら日曜日のみ休みですので27日稼働というふうになります。
「切られる=契約解除される」というのはこれだけ多くの予定を占めている仕事を失う事になります。僕の場合今の生活費は全てアスクル配達での収入から出しているので相当痛手になります。
会社員に近い労働状況
脱サラして軽貨物ドライバーとして働くと決めた時、少なからず"今までより自由に働けるんだ"と期待したんじゃないでしょうか。それができるのは経営者、投資家、必要な生活費の少ない人くらいだと思います。
実際、拘束時間はものすごく長いです。宅配では1日13時間拘束、繁忙期ではもっと長く拘束されます。休みもそんな簡単には取れません。会社員と変わらんじゃんって感じることもあるのではと思います。
さいごに
委託契約は会社員と似たような働き方になります。「せっかく脱サラしたのに・・・」と感じることでしょう。
良いところは上にも書いてありますが、契約すれば仕事をもらえて、週5-6日は仕事が入ることにあります。軽貨物ドライバーだけでなく、他でも収入を得たい方は委託契約で始めると仕事のイロハを覚えられて良いですね。軽貨物ドライバー1本で生きていく人は委託ではなく自分で仕事を探すべきで、それまでのスキルアップとして委託契約で働くのはアリだと思います。
各々のやりたいことに焦点を当て、働き方を決めていきましょう!!
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